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知的障害者支援事業とは

本人の「自立」と、社会・経済活動への参加を支援する事業です。当社では、パソコン・複合機の回収・分解・仕分け作業に取り組んでいます。工程はマニュアル化されていますが、生産性や作業効率の向上方法を「考え」ながら、「出来る」ことが増えるよう指導しています。また、他の社員と共に朝礼に参加・司会進行を行ったり、取引先へのパソコンや複合機の回収に同行するなどして、協調性も重んじています。

 

作業風景

デスクトップPC解体

5種類ほどの工具を使い分け、次々にビスやハーネスを外して分解します。作業時間は、およそ7分/台。分解後は、およそ12種類の素材(鉄・アルミ・基板等)に仕分けをします。

 

ノートPCの解体

ノートPCのビスのネジ山はかなり小さく、留めている箇所も多いため、少し手間がかかります。作業時間は、およそ15分/台。素材ごとに仕分けますが、ノートPCの液晶モニターは薄いので破損しないよう気をつけて作業します。

 

プリンターの解体

重量はデスクトップPCの7~8倍の60kg前後、素材も大きく量も多くなります。作業時間は、およそ20分。分解後は、カバーのプラスチックを元に戻してプリンター雑品として処理します。

 

複合機の解体

キャスターがついているものの、重量は80kgを超えるものが多数です。高さも1m前後で、取り除く素材は上部~下部まであるため、立ったり座ったりの作業が続きます。作業時間は、およそ40分。取り出す基板やハーネスは、デスクトップPCの数倍の量になります。

 

素材の仕分け

作業中は、自分たちの足元に各素材を仕分ける箱を用意しています。終業後、足元にたまった素材をさらにフレコンに集めていきます。素材はパソコンや複合機によって変わってくるので、フレコンも20種類ほどに分かれます。

 

電動フォークリフトでの移動

電動フォークリフト(定格荷重 0.5t~0.7t)を使い、重量級の複合機や素材を満載にしたフレコンを移動します。フォークリフト免許がなくても運転可能なため、二人は練習を重ねて、今では思い通りに操縦しています。

 

入庫伝票の作成

回収したパソコンや複合機などの入庫伝票をエクセルを使って作成します。入力から印刷まで行います。

 

PCチップの選別

PCチップはデスクトップPC用・ノートPC用とあり、容量も様々。「DDR 1GB」や「DDR2 1GB」など標記されたシールが貼られていますが、その種類は10種類以上あるので、間違えないように仕分けます。

 

複合機の回収

依頼を受け、複合機の回収には4~5名で向かいます。80台超の複合機の中から、現地で業者に向けて梱包するものと、本社に持ち帰り解体するものとに選別します。持ち帰り分の中で小さなものは重ねて固定していきますが、重さは一つ約60kgあるので協力して持ち上げます。

 

 

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